生縁あつまるときは則ち春苑の華もそのえめるにたとうるに足らず
『遍照発揮性霊集 巻第八』
この世界に生まれる縁は、春に花が咲きみだれる以上の喜びでいっぱいです。
「縁」という言葉には様々な意味がありますが、ここでいう「縁」とは生まれてくる命のことです。
昨今、幼児虐待やいじめによる自殺などと悲しいニュースが増えてきたように感じます。
しかし、本来命が生まれるということは、とても美しく、そしてなによりも尊いことです。
今や知りたいことは携帯やパソコンで何でも調べられる時代ですが、命の尊さ、すばらしさは私たち一人ひとりが後世へ伝えていかなければいけません。