埼玉県越谷市の真言宗摩尼山地蔵院|大悲霊廟・弥勒霊廟(納骨堂)
地蔵院で様々な年間を通してイベントや行事を開催しています。是非お気軽にご参加ください!
年間予定
1月1日 |
|
---|---|
春 |
|
5月23日 |
|
8月13日 |
檀信徒総供養会(だんしんとそうくようかい) |
夏 |
|
9月 |
大悲霊廟合同供養会(だいひれいびょうごうどうくようかい) |
秋 |
|
不定期 |
檀信徒団体参拝(だんしんとだんたいさんぱい) |
初護摩修正会(1月1日)
お護摩とは、奥深い内容を秘めた哲学的な意義と、真言宗という、正しい密教の教理に裏付けられた荘厳な宗教儀式です。お不動さまを本尊としてその前に壇を設け、護摩木という特別な薪をたいて、諸々の願いを成就することを祈る真言密教の修法です。 お護摩は護摩法、護摩供とも言い、梵語の「ホーマ」という言葉から成り、焚く、焼くなどの意味です。お不動さまの智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼き浄め、大厄を消除し、諸々の願いを成就いたします。 このお護摩によって、厄除け、家内安全、商売繁昌、病気平癒、心願成就など、開運の祈願をなされますことをおすすめいたします。
お彼岸(春・秋)
彼岸は春秋の2回、春分の日と秋分の日を中日として前後各3日間、合わせて7日間をいいます。ご先祖さまやすべての精霊に感謝の気持ちをこめて、お墓参りをして下さい。彼岸とは悟りの岸という意味で、この世の迷いの岸「此岸」から彼岸へ到るために、自らの行いを反省し、生きる喜びを感得する日なのです。それには六つの到彼岸である波羅蜜の修行法があります。布施・持戒・忍・精進・禅定・智慧の実践をすることです。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、春と秋の好季節に、これら6つを実践するため、清らかで澄みきった心になって仏の智慧をみがき、素直な自分を発見する日にしたいものです。
施餓鬼会(5月23日)
お釈迦様の十大弟子に阿難尊者という高僧がいました。尊者が一人で瞑想している時、一人の餓鬼が現れました。餓鬼とは六道の餓鬼界でいつも飢えと渇きに苦しむ亡者のことです。 その餓鬼が尊者に「お前は3日後に死んで餓鬼界に落ちる。」と言って去りました。尊者はどうしたらそれを免れることができるか、考えましが良い方法が見つかりません。そこでお釈迦様に尋ね、お釈迦様は「それから免れるには三宝(仏、法、僧)に供養しなさい。それから餓鬼たちに食物をほどこして供養しなさい。それが功徳になり餓鬼も救われ、同時にお前も救われるだろう。」とお答えになりました。 尊者はお釈迦様の教えにしたがい供養し続け、施餓鬼の経をお唱えすると、餓鬼達の飢えは癒されました。そしてその功徳により尊者も救われました。この時授けられた修法がお施餓鬼です。 お施餓鬼会では餓鬼だけでなく広く有縁無縁の万霊、また皆様のご先祖様を供養いたします。そして、その供養により尊者が命を延ばしたように、皆様自身の福徳縁壽を願います。当日はご法話と二胡の演奏があり、法要では僧侶8人による読経が行なわれます。
お盆(夏)
孟蘭盆は、梵語の「ウランバナ」からきていて、もともとは倒懸(逆さに、吊された苦しみを受ける)という意味だとされています。お釈迦さまの十大弟子の一人、目連尊者の亡き母親は餓鬼となって、倒懸の苦しみを受けていました。お釈迦さまから「7月15日、修行を終えた僧侶に読経をしてもらい、食事を供養すれば母親を救済できる」と教えられ、尊者はその供養を実践し、亡き母親を救うことができたといわれています。日本では、昔から先祖の霊が夏に帰って来るという言いつたえがあり、仏教の伝来により、お盆の入りの日に祖先の霊をお迎えして、供養をするようになりました。今では「うらぼん」を略してお盆と呼んでいます。お盆には精霊棚を作り、供物を供えておまつりしましょう。
人形供養会(9月)
愛情を注いだ人形・ぬいぐるみには魂が宿ると言われます。子供の頃楽しく遊んだ人形、大事な人から貰ったぬいぐるみ、そんな人形やぬいぐるみがどこかで眠っていたりはしませんか。それら大切にしていた人形達を手放す時、宿った魂が安心して成仏できるように、毎年9月下旬に供養法要をおこなっています。皆様にお預かりした人形やぬいぐるみの魂を、供養法要にて成仏させ環境に配慮した形で責任持ってお片づけさせていただいています。
お堂コンサート(不定期)
お寺を身近に感じていただく為、不定期ではありますが本堂にて色々なイベントを開催しています。今まで、クラシックコンサートやお能、落語、二胡演奏、太鼓演奏などなど、たくさんのお檀家様や近隣住民の方々に聴いて見ていただいています。今後もたくさん開催していきますので、お寺に気軽に足を運んで下さい。